これからケースを担当することになって不安です。
色々学んだけれど、実際どうしたら良いのか分からない。
クライエントから答えに困る質問をされて動揺している。

このような思いを持たれている方にご紹介する本はコチラ!

竹内健児『Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方』創元社

まさにかゆいところに手が届く本ですね。
心理療法に関するQ&Aが200個もつまっています。

詳細に見ていきますと(私がまとめたものですので目次とは違います)、
・はじめてケースを担当するときに関するQ&A
・セラピストとして成長していくことに関するQ&A
・セラピストとクライエントとの間で生じることに関するQ&A
・セラピストの基本的な態度に関するQ&A
・クライエントの希死念慮や自傷行為に関するQ&A
・他機関につなぐことに関するQ&A
・セラピーの枠に関するQ&A
・セラピーの終結・引き継ぎ・中断に関するQ&A
などなどが書かれています。

本書を読んでからケースを担当すると、
かなり不安は軽減されるのではないでしょうか。

読んでもピンと来ない部分もあるかもしれませんが、
ケースを担当して、経験を積んでくると、
ピンと来なかった部分も理解が深まっていくと思います。

また、継続面接を進めていく途中で、
どうしたらよいのか分からなくなったら、
本書を参考にすると良いと思います。

本書は大学院生には必須かもしれませんね。
もちろんすでに心理職で働かれている方々にとっても自分のセラピーを振り返るきっかけになると思います。