認知行動療法について知りたい。
分かりやすい認知行動療法の本を探している。
認知行動療法を体験してみたい。

このような思いを持たれている方にご紹介する本はコチラ!

竹田伸也『対人援助職に効く認知行動療法ワークショップ』中央法規出版

保健医療、福祉、教育、司法犯罪、産業労働、どの分野でも認知行動療法という言葉がよく聞かれるようになりました。
公認心理師資格試験の過去問題を見ていただければ分かると思いますが、
認知行動療法の知識は必須と言えると思います。

しかし、最初から認知行動療法を専門に書かれている学術書を手に取ると、
難解な専門用語などが並び、なかなか理解が進まないかもしれません。

そんなときに本書はとても役立つと思います。
本書に限らず、竹田先生の本はとても分かりやすいのでオススメです。

本書では認知行動療法の説明にとどまらず、
実際に認知行動療法のツールを体験していく流れになっていますので、
自分自身も認知行動療法を体験することができます。
知識だけでなく技術も身につきそうですね。

私個人としては最初の「信頼関係はあらゆる支援の土台となる」という部分にとても賛成です。
認知行動療法はツールがしっかりとしていますので、
ツールだけが独り歩きしている印象を持っています。
でも、そこに信頼関係がなければ効果は生まれないのではないかと思っています。