「論文を読んでまとめてきて」と言われたが、どのようにしたらよいのか分からない。
そもそも論文の読み方がよく分からない。
論文の結果はどこに注目すればいいの?

上記のような悩みを持たれている方に、
ご紹介する本はコチラ!

近藤龍彰・浅川淳司(編)『心理学論文 解体新書』ミネルヴァ書房

心理学論文の書き方の本は様々出版されていますが、
本書は読み方について書かれている本になります。

大学のゼミ活動などで指導教員から論文をまとめてくるように言われることがあると思いますが、
そんなときに心強い味方になってくれるのが本書です。
本書に従って論文をまとめてみると、とても良いゼミ資料が作れるのではないでしょうか。

自分の学生時代に本書を読みたかったです。

心理学の研究方法は1つではなく、いくつかありますが、
本書では、実験研究、調査研究、観察研究、面接研究と分かれて記載されているため、
とても理解しやすいと思います。

論文をまとめることに慣れている方でも、
一読してみると参考になる部分が多々あるかもしれません。
私個人は、なるほどなるほど、と思うところが結構ありました。

最後の部分に「「ゼミの教科書」を目指しています」と書かれていますが、
まさに心理学のゼミ活動には必須の本になりそうです。