心理学者が書くエッセイを読みたい。
カウンセリングの事例を知りたい。
東畑先生の書籍を読みたい。
このような思いを持たれている方にご紹介する本はコチラ!
本書は「週刊文春」に掲載されていたものをまとめたもののようです。
とてもおもしろくて、時間を忘れてアッという間に読んでしまいました。
東畑先生、いやバジー先生はすごいな。
個人的には「令和の河合隼雄」だと思っています。
東畑先生とは年齢が近く、
SMAP、ドラクエ、TOKIO、トリセツ、魔法学校、オウム真理教など
自分も身近だったので、
当時を思い出しながら読みました。
事例の部分は、
一般の読者でもとても読みやすく、わかりやすく書かれていますが、
臨床経験がある方が読むと、
重要なポイントもしっかりと書かれていると思うのではないでしょうか。
個人的には勉強になりましたし、
自分のセラピーに対する勇気をもらいました。
本書に出てくる「基本心理士ばかりが集う暗めの学会での地味な選挙」では、
私は確か東畑先生に1票入れたと思います。
ぜひ新しい時代を切り拓いてください。